第5週 雑貨とデザインのみらい
玉井恵里子 (株)タピエ/代表
株式会社タピエ代表取締役。インテリアデザイナー。大阪成蹊大学非常勤講師。
92年アルフレックスジャパンより独立し東京代々木に「タピエ」設立。
個人邸・ゲストハウス・寺社建築など、デザインコンシャスな人々へ向けたライフスタイル提案。
京都伝統工芸職人とのコラボレーションプロダクトを多数発表。
Best Design Osaka インテリアコーディネート部門賞受賞
代表作に東光寺涅槃堂(2011年竣工)
学んだこと
1.タピエ流「目憶力」
・自分の好きなデザイン(空間・モノ・情報)に対する強い好奇心
・目憶力による選別
・情報ストック
・仕事の依頼によるストック活用
・分析
・必要なトーンを選択 組み合わせ
・さらなる探求
・完成
- 玉井恵里子さんのデザイン仕事について
企画力、人のネットワーク、情報の能力を持つ
A.必要な素質:タビエ、高級志向、デザインコンシャスな人々
仕事:空間とライフスタイル、企画と提案
B.必要な素質:タビエマテリアル、広告業界、デザイナー、スタイリスト
仕事:海外の情報、ネットワーク、流行の牽引
C.必要な素質:タビエマタイル、高感度な女性
仕事:プロダクト開発、展覧会、イベント企画、本の企画
- 事例紹介
・masking tap
・出会えるマルシェ
・KAWAIIET CETERA
・ZAKKA大阪 絵本
・展覧会
Kawaii zakka in paris 2012
Kawaii et cetera in paris 14
ATELIERS DE PARIS
・kawaiiの商品化
Kuchi-PAKUスピーカー
撮影用小物レンター
・「いつまでも暮らし美しい」ライフスタイル提案
- 「目憶力」アップのおすすめ
A.目憶力を鍛える:書籍、映画、美術館、建築物、旅行
B.「身近気付力」を鍛える:いつもの道順を変えてみる 日本をゆっくり旅する、感性を「引き出す」
C.「バランス感覚」を鍛える:高級なもの、リーズナブルなもの両方の良さの
究極をみる
何がしたいではなく、何が出来るかを考えてみる
D.現場主義
実際に見る、手触り、空気感、光、寸法など
「五感」を活用する。
考えたこと
玉井恵里子さんは女性のデザイナーとして独特な視点から講義を語りました。タピエのデサインは可愛い息吹を放っています。会社のいい雰囲気を感じられます。
「目憶力」について知識を初めて学びました。「目憶力」はデザインのトレーニングと同じだと思います。つまり、「目憶力」アップすることはデザインの能力を高めることです。私にとって「現場主義」の鍛錬はとても欠かします。デザインにとって単に視覚的な表現力は弱いです。多次元の情報を受けてデサインの全局を把握することがやすくなるかもしれません。
モノ・ヒト・コトの編集は2020年のデザイナーの仕事だと言いました。未来のデザインはライフスタイルをデザインすることです。未来の社会はもっと個性を重視するので、ユーザーの細かい感情を捉えることは重要になると思います。だから、デザイナーは「敏感」になるほうがいいです。「目憶力」を持つは前提条件として、日常で微小な変化をこだわるという能力を得ることができます。
ありがとうございます。